老眼について

皆さんは最近、近くが見えにくく感じることはありませんか？

40歳を超えた頃から近くが見えにくくなることを『老眼』と言います。

「最近、近くが見えにくく感じるけど老眼鏡って掛けた方がいいの？」

「近視の人は老眼にならないって聞いたけど本当なの？」

と言う疑問に解説していきます。

老眼とは

近くのモノを見た時にうまくピントが合わせられない状態のことを言います。これは目の中にある水晶体が老化によって弾力を失い、調節機能が低下することが原因で起こると言われています。

老化によって体の柔軟性や筋力が低下するように、目の中でも筋力が低下するんですね。

老眼を自覚する年齢には個人差がありますが、大体45歳前後からが最も多いと言われています。

しかし、早い人だと30代から老眼の症状が出始める人もいます。

「近視だと老眼にならない」と言われますが、それは間違いです。

近視の場合メガネを外せばピント合わせをしなくても、もともと近くにピントが合っているので自覚しにくいですが、歳を取ると共にピントを合わせる力が弱くなっているのはどの人も共通です。

老眼の初期症状には

⚫︎近くの細かい文字が見えにくい

⚫︎薄暗いところで見えにくくなる

⚫︎目が疲れる

⚫︎目がかすむ

⚫︎頭痛や肩こりがする

などが挙げられます。

特に「近くのものを離して見るようになった」と感じる人は老眼の可能性が高いでしょう。

「老眼の症状が当てはまるなぁ」と思ったら、まずは目の健康を回復するオススメのセルフケアを紹介するので実践してみてください。

⚫︎遠くを眺める

　パソコンやスマホの使用中は、10分間に１回は目を離し、4～５m先を眺める（1～2秒間、遠くにピントを合わせる）

⚫︎目の周りを温める

　電子レンジなどで40度程に温めた蒸しタオルを目の上に乗せて、10分程温める

　※市販されている蒸気で温めるタイプのものを使用するときは、長時間使用による低温やけどに注意してください

⚫︎ピント調節力を改善する目薬の使用

　ネオスチグミンメチル硫酸塩やビタミンB12などが含まれた目薬を適切に使用する

　※目薬は1日5回くらいの使用にとどめ、使い過ぎに注意してください

新聞や本、スマホを見る際に見えにくい、暗いところや夜になると見えにくい、目が疲れるなどの症状が現れたら検査を受けてメガネを掛けた方がいいでしょう。

見えにくく状態のまま無理に見たり、目を凝らしたり、我慢してメガネを掛けずにいると目が疲れるだけではなく、頭痛や肩こり、胃腸障害などに悩まされることもあります。

不自由を感じたら、ためらわずにメガネを掛けることをオススメします。

『老眼』は誰もが平等になる老化現象です。それは芸能人の人たちも例外ではありません。

老眼🟰マイナスイメージだと思っていましたが、素敵に老眼鏡を掛けている芸能人の方々を発見したので紹介します。

石田ゆり子

老眼鏡ではなく、リーディンググラスとコメントして話題になりました

木村拓哉

テレビ番組で老眼をカムアウトして話題になりました

老眼は誰にでも起こる症状です。老化現象と聞くとマイナスイメージがわきますが、芸能人の方々も老眼になっています。

セルフケアで目の健康を意識して、近くが見えにくい時は無理をせずに素敵な老眼鏡を掛けて快適な生活を送ってください。